原因を知って、ぎっくり腰の
改善・予防を目指しましょう
ぎっくり腰は、突然の激しい痛みに襲われるといわれています。
痛みは数日〜1週間ほど残ることもあり、仕事や家事などに支障が出る場合があります。
予兆もなく生じることから「魔女の一撃」ともいわれるぎっくり腰ですが、どのような原因が考えられるのでしょうか?
ぎっくり腰の改善・予防を目的として、こちらのページでは、突然の腰痛が起こるメカニズムや症状の特徴、自分で行える対策を詳しくご紹介しています。
ぜひ最後までお読みになり、症状の改善に役立てていただければと思います。
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目次
このようなお悩みはありませんか?
こちらのページは、次のようなお悩みのある方に有益な内容になっています。
- 突然の腰痛で立ち上がれなくなった
- 腰の痛みが強くて、前かがみになれない
- 疲れがたまると、腰に違和感を覚える
- なぜぎっくり腰になるのか原因がわからない
- 腰の強い痛みで、仕事に支障が出る
- ぎっくり腰が再発しないか不安を抱えている
- ぎっくり腰の痛みをできるだけ早く改善させたい
- ぎっくり腰に効くストレッチ方法を知りたい
ぎっくり腰の原因と症状について
ぎっくり腰の考えられる原因
ぎっくり腰は、突然発症する強い腰痛のことをいいます。
正式名称は「急性腰痛」と呼ばれています。
結論からいうと、ぎっくり腰の原因は明確になっていないといわれています。
しかし、突然腰に痛みが生じるのは、次のような要因が考えられています。
●筋肉疲労
スポーツや仕事などで疲労がたまると、筋肉の柔軟性が低下する傾向にあります。
硬くなった腰部の筋肉が、前かがみやひねりといった動作で伸ばされて損傷し、突然の炎症につながるおそれがあります。
ぎっくり腰はレントゲンでは異常がみられないため、メカニズムはわかっていないとされています。
しかし、腰部の肉ばなれ(筋線維の損傷)が、ぎっくり腰の原因のひとつに考えられています。
・ぎっくり腰を起こしやすい動作
前かがみで重たいものを持ち上げようとした際に、ぎっくり腰は発症しやすくなるといわれています。
また、急激な回旋動作(ひねり)も、腰へ強い負担がかかる傾向にあります。
その他、損傷が蓄積している場合は、くしゃみや軽い前屈など、ささいな動作でぎっくり腰が引き起こされる場合もあります。
●長時間の同一姿勢
動きすぎもよくありませんが、動かなさすぎも筋肉や関節への負担になるおそれがあります。
日常では、デスクワークや車の運転、立ち仕事などで、同じ姿勢が続きやすくなる傾向にあります。
●身体のゆがみ
本来の背骨は、横から見るとS字の形になっています。
頚椎、腰椎部分にあるカーブで、上半身にかかる負担をうまく分散しているといわれています。
しかし、猫背やそり腰といった姿勢不良は、背骨のバランスが崩れているために、腰の緊張を生みやすくするおそれがあります。
「パソコン作業、スマホの操作などによる前かがみ姿勢」や「体幹の筋力低下」などが、ゆがみの主な原因に挙げられます。
●ストレス
ストレスによって交感神経が優位な状態になると、身体が緊張しやすくなるといわれています。
●生活習慣の乱れ
不規則な生活は、自律神経を乱す原因といわれています。
身体がうまく休息モードに入れず、疲労がたまりやすくなってしまうためです。
ぎっくり腰の症状について
ぎっくり腰は、腰の強い痛みと動作制限が主な症状であるといわれています。
●激しい腰痛
ぎっくり腰を発症すると、その場から動けなくなるほどの強烈な腰痛に襲われるといわれています。
ウエストラインを中心に、症状によっては背中や骨盤後方(仙腸関節)にまで痛みが広がる場合もあります。
●熱感
炎症によって、患部に熱感を生じる場合があります。
また炎症が強く出ている場合は、安静にしていてもジンジンと痛みやすくなるといわれています。
●可動域の制限
激しい痛みと筋肉の緊張によって、体幹の動きが制限されやすくなるといわれています。
制限される動作や痛み方は、状態によって異なります。
・筋肉が突っ張るように痛み、前かがみになれない
・背中を伸ばせない
・鋭い痛みがあり、腰をひねられない
・骨盤部分が痛く、歩けない
などです。
また、特に動かなくても、咳やくしゃみが腰に響いて痛む場合もあります。
●ぎっくり腰の痛みを起こす病気
筋肉の問題以外に、脊柱の病気によって、激しい腰痛を起こすことがあります。
・腰椎椎間板ヘルニア
椎間板に亀裂が入り、ゼリー状の髄核が後方に飛び出したものをいいます。
前屈位にて、痛みが誘発されやすくなる傾向にあります。
・腰椎椎間関節症
椎間関節周辺の組織に炎症を起こしたものと考えられます。
腰を反る動作や、ひねる動作にて痛みが強まる場合があります。
●痛みの経過
受傷直後は、動けないほどの痛みがあります。
しかし、2、3日を目安に炎症は落ち着いてきて、徐々に身体を動かせるようになるといわれています。
そして、1週間から長くても1ヶ月ほどで、自然と痛みが改善されるケースが多くなっています。
●医療機関に行った方がよい症状
・安静にしても痛みが軽減しない
・痛みが徐々に悪化している
・発熱がある
・吐き気がある
など、少しでも違和感がありましたら、早めに医療機関に相談しましょう。
ぎっくり腰の対処法と予防法
ぎっくり腰への正しい対処法
ぎっくり腰を発症したら、急性期・慢性期と時期をみながら対処しましょう。
●急性期の対処法
・安静にする
受傷直後は、痛みが出る動作は避けて、なるべく安静に努めましょう。
無理に動かしたり、ストレッチしたりすると、炎症を悪化させる可能性があります。
また、痛みが強い時期には、コルセットを着用して安静にする方法もあります。
・氷のうで冷やす
患部を冷却して、炎症を抑えましょう。
氷のうに氷水を入れて、熱感のある箇所に当てます。
また、消炎鎮痛の湿布を貼ることでも、炎症や痛みを緩和する作用を期待できます。
反対に、炎症を悪化させるおそれがありますので、長時間の入浴は控えることをおすすめします。
・医療機関に行く
痛みが強い場合は、医療機関で痛み止めの薬を処方してもらう方法もあります。
薬で痛みを抑えることによって、身体の緊張も緩和しやすくなることが期待できます。
※原因を確認するためにも、なるべくぎっくり腰は、医療機関でみてもらうことをおすすめしています。
●慢性期の対処法
・腰まわりをあたためる
慢性期では、ホットパックやホッカイロ、蒸しタオルなどを当てて患部を温めましょう。
温めることで血行が改善し、患部の緊張も緩みやすくなる効果が期待できます。
また、湯船に浸かった入浴もおすすめです。
心身がリラックスできるよう、少しぬるめのお湯に、じっくり時間をかけて浸かるようにしてください。
・無理のない範囲で動く
受傷後2〜3日を目安に、無理のない範囲で身体を動かすようにしましょう。
慢性期でも、痛みはしばらく続くといわれています。
しかし、安静にしすぎると、脊柱まわりの筋肉が固まり、改善により時間がかかってしまうおそれがあります。
・ストレッチ
お風呂上がりの身体が温まっているタイミングで、ストレッチを行いましょう。
・仰向けで片膝を胸の前に抱えるようにして、お尻の筋肉を伸ばす
・床に座り、股関節を開くようにする
無理のない範囲で、股関節周辺の筋肉を伸ばしましょう。
普段から行えるぎっくり腰の予防法
強い腰痛が改善したら、再発させないように普段からの予防も行っておきましょう。
次のような対策が挙げられます。
●ストレッチ
ぎっくり腰の予防には、骨盤周辺のストレッチが有効的です。
こちらでご紹介するストレッチは、デスクワーク中にも行えます。
左右バランスよく、30秒ほどかけて、ゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。
・お尻のストレッチ
椅子に座ります。左膝の上に右足の足首を乗せて、片膝が開いた状態にします。
そこから、背中を伸ばしたまま上体を前に倒していくと、お尻の筋肉を伸ばせます。
・太もも裏のストレッチ
椅子に座り、片方の膝を伸ばします。かかとは床につけたままで、つま先を天井に向けるようにしてください。
背中を伸ばしたまま、つま先に向けて上体を前に倒していくと、太もも裏側の筋肉を伸ばせます。
●長時間同じ姿勢を続けない
デスクワークやスマホの操作など、30分を目安に休憩を入れてください。
休憩中は「立ち上がって軽く歩く」「お尻や太もも裏のストレッチをする」など、こまめに身体を動かすようにしましょう。
●普段の姿勢に気をつける
猫背やそり腰は、腰への負担を強めるおそれがあります。
普段の姿勢を意識して改善しましょう。
立位、座位にかかわらず、骨盤を立てるようにしてください。
腰が反ってしまう場合は、下腹部に力を入れて、骨盤が前に倒れないようにしましょう。
●腹圧を高める
深呼吸を繰り返して、腹圧を高めましょう。
腹圧が高まると、正しい姿勢を維持しやすくなります。
・鼻からゆっくり息を吸い、お腹全体を膨らませる。(3秒間目安)
・口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませる。(5秒間目安)
両膝の間にクッションを挟んで潰すようにすると、よりインナーマッスルを刺激できる効果が期待できます。
●中腰になる際には膝から曲げる
重たいものを持ち上げる際、腰から前かがみになると、腰を痛めやすくなるおそれがあります。
中腰の作業は、なるべく膝から曲げるようにしましょう。
アシスト整骨院の【ぎっくり腰】
アプローチ方法
当院では腰に無理な負担がかからないよう姿勢に注意するとともに、必要部位への施術により症状の軽減、改善を目指します。
また、腰回りの筋肉を鍛えることも大切だと考えています。
日頃から腰の筋肉のバランスを整えることは腰痛の再発予防にもつながると考えているためです。
さらに精神的な落ち込みは腰痛を悪化させ、急性腰痛から慢性腰痛へと移行するリスクを高めることがあるといわれています。
慢性化を予防するために、痛みが不安で日常の活動が思うように行えない場合や、そのほかに心配なことなどがある場合のご相談や再発防止のため、再発防止プログラムや運動もご提案します。
代表的な呼び名であるぎっくり腰ですが、急な腰痛を起こす原因の中には、ぎっくり腰のほかにも内臓の病気や脊椎の病気などもあります。
腰をギクっと痛めた際に下肢にも痛みやしびれなどの症状が出た場合や痛みの和らぐ姿勢が見つからず、じっとしていても痛みを感じているといった場合、また、発熱や発汗、いわゆる冷汗などがある時は医療機関をご紹介しています。
著者 Writer
- サカモト ユウサク
坂本 勇作 - 【資格】 柔道整復師
【生年月日】 1984年9月7日
【血液型】 A型
【出身地】 埼玉県
【趣味】 映画鑑賞、お城巡り
【得意な施術】 骨格矯正、首・肩の症状
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